Oracle Express Edition は最新は21c ですが、少し古い方が環境が整っているとされるので、18cに決めました。Oracle Linux というものもありますが、これはOracle がプリインストールされているのではなく、クラウド環境などでのOracle利用に最適化されているそうです。Express Editionのインストールはハード要件であるメモリ2GB, HDD 8-10GB をクリアしていれば、スムーズに進みます。rpm は本体の前に、oracle–database–preinstall–18c という利用環境のインストールが必要です。Web上の適当なマニュアルに従い、時間はかかりますが、sys のパスワード設定ぐらいでインストールは完了しました。インストール先は、/opt/oracle/product/18c/dbhomeXEとなり、ユーザー/グループは oracle oinstall となりました。
(ダウンロードサイト)https://www.oracle.com/jp/database/technologies/xe-downloads.html
https://docs.oracle.com/cd/E96517_01/xeinl/procedure-installing-oracle-database-xe.html
oracle-database-preinstall-18cというのは、先にインストールする環境ライブラリという意味というのが分かるまでかなり時間がかかりました。
続いて、SQLDevelopper のインストールです。他のクライアントでも動くとは思いますが、ユーザー管理や表の管理など細かいOracle仕様も必要です。
https://docs.oracle.com/cd/E67849_01/doc.41/e62046/installing-sql-developer.htm
このダウンロードはOracleアカウントでのログインが必要となるので、ややクローズなのだと思います。起動は/opt/sqldeveloper/sqldeveloper.sh ですが、終了は ファイル > 終了 のようです。インストールの後の接続設定がやはり難しいと思いました。デフォルトのインスタンスは特別でユーザーなどを作れず、実用的には、新しいPDBを作成して、それをインスタンスとして接続する必要があります・・・
Java Servlet で動かしたらスキルシートに書けると思い、JDBC を探すと18Cまでありました。
https://www.oracle.com/jp/database/technologies/appdev/jdbc-downloads.html
適当なサンプルの通り作ると “ID NAME : 1000 Hello World” のように出力され感動しました。このセットでもDBを利用したマルチユーザー参加型のWebゲームなどができるということだと思います!すごいTomcat!!