Oracle学習のため、インストールできないかと調べたところ、メモリは2GB必要でしたが、たまに自分のアクセスがある程度なので、インストールできても動作の遅い2GB以下の稼働もあるかもと思うようになりました。GUIも必要そうなので、GNOMEをインストールしたところ、どうにか動きました。実は、SQL Developper が無くて良いなら、GUIはいらないようですが、VNC越しのGNOMEは嬉しいものです。肝心のOracle18c はメモリとHDD容量が不足するとインストールできず、メモリは1GBは無いとエラーが出ます。現在のコースは 512MB なので、スケールアップして 1GBなら良さそうですが、多少目減りするので、2GBまでスケールアップが必要という結論のようでした。月額698円⇒1958円は迷いましたが、試してあまり使わなかったら解約しようと決めました。しかし、GNOMEまわりでアンインストールしている内に依存性がおかしくなったので、スケールアップは止めて、新規に契約して移行することにしました。今回はレプリケーションのログです。話は変わりますが、引越しのサカイは堺市に本店があるそうです。その心は＜トラックの隙間に詰込みパン食べる＞と言えましょうか・・・IPが変わるのと、コピーだけでは動かないものはメンテします。再度、ネコでも分かる！さくらのVPS講座を繰り返します。結論から言うと、SSLとFirewall を後回しにした結果、Web周りはだいたいコピーですみ、予想よりも早く済んだと思います。
- apache … yumインストール後、/var/www/html のtar コピー、SSLとドメイン名は後回し
- phpとMariaDBもインストール、DBはmysqldump コマンドを使いBackup – Restore をします。インストール後の文字コードはLatin になっているので、DB作成時に utf8 にします
- WordPressのコピーはロックがかかるので、手順の検討が必要でした。一応、動いた流れは次のようです。①WordPressインストール②wp-config.phpを出力の通り作成③mysqldumpでwordpressdbをコピー、DB文字コードはutf8mb4にする④WP Replace Search Tool などで IPを新しいものに代える⑤ログイン後、設定を確認、必要ならば修正 ③の後、ログインできないところで悩みました
⑥画像が表示されていませんが、wp-content/uploads が保存場所でコピーします。 - Tomcat も tar で/usr/local にコピーしました。 /etc/profile に $PATH,$JAVA_HOME の設定をすると、他の設定と重複するので、検討が必要です。Ver 8 -> 11 に変更していたので、ここもしばらく時間がかかりました。
- Cronや、/etc/motd,issue を変更してファイルをコピーします。
この後、ドメイン名のIPを管理ページから変更すれば終わりですが、セキュリティの設定を一応することにしました。Putty はブラウザコンソールと余り変わらないので止めました。そのため公開鍵も取得しません。 - https はニーズも多そうなので、再挑戦しました。
- firewall-cmd は無くても良いかと思いましたが、ルーターの負担も考え、再適用しました。深夜にVNCやTomcat をつけっぱなしで寝てしまうのが不安なので、cron で深夜時間帯は Webサービスだけを残すことにしました。壁を開けるのではなく門を閉じるのです。
- 一通り、新しいIPで以前と同じように動くようになったので、本契約して、OP25の制約部分の設定に進みます。
- まず、Let’s Encrypt で SSL証明を行い、ポート80 -> 443 へと移行します。Apache とWordPressはOKですが、Tomcat は設定が複雑で上手く行かなかったので、これは http で運用することになりました。https と http は併用で良いという記事があり、ポートは共存していても大丈夫なようです。
- 最後にセキュリティを強化するため、不安なSSHログインをメールで連絡する pam_exec.so を設定しました。後は無料ウイルスソフトの ClamAV をインストールして、深夜に更新とウイルスチェックをするようにしました。
他にもいろいろと設定して、セキュリティの意味では、かなり堅牢なサーバになったと思います。受信メールが無いので不完全ですが・・・ユーザーの多い業務よりのLinux OSでググれたのがカギだったと思います。引越しもめでたく終わり、おいしくビールが飲めそうです～♪